2023/09/11
タケ、亜美ちゃん、ご結婚おめでとうございます。
ご両家、ご親族の皆様、特に木田家の皆様にとっては、本日こうして、ついにタケの門出の日を迎えることができ、お喜びも一層のことと思います。誠におめでとうございます。
その喜びは、結婚すると衝撃の報告を受けたときからずっと、親友である僕も感じており、今こうしてお二人並んだ姿をみながら、「あのタケが」と感極まる思いでこの場に立たせていただいております。
そんな僕からタケに、祝福の思いでもって檄を飛ばさせていただきます。
タケ、俺とお前は高校で一緒になってからもう随分と長い付き合いだけど、こんなに正装したタケをみるのは初めてで、こんなに照れている顔をみるのも初めてで、すっかり別人のようだけど、俺の知ってるお前のことを少し話しておこうと思う。
気づいたら仲良くて、いつも一緒になって馬鹿やって、怒られて、逃げて、で、また馬鹿をする。その繰り返しの毎日が、ただ単純に楽しくて仕方がなかった。
でもその頃から、仕事をして早く家庭をもって、小さな世界をしっかりと築いていくのが夢だった俺と、「世界を旅する旅人になる」とでっかい夢を熱く語っていたお前とは、やっぱり全然違う道を進んできた。
卒業してタケが海外へ行ったとき、正直ずっと大きな口をたたいているだけだと思っていたから、タケに男をみた気がして、俺も負けてられないと、それから毎日一生懸命仕事に励んだ。
「あいつにだけは負けられない」それがあの頃からずっと、今も俺の心のなかにある。
世界を旅して休憩がてら地元に飲みにくるお前に、いろんな話を聞いて、自分が経験した気になって、「また明日から頑張るぞ」って小さい世界にいる俺だけど、いつもそう思って頑張れた。
タイで象つかいになった話、モンゴルで遊牧民になった話、アフリカでサファリハンターになった話、どれもが最高におもしろくて、酒を交わしながら、タケのしていることは俺を含めたくさんの人に夢を与えているんだと真剣に思った夜もあった。
そんな三十路もとっくに過ぎたタケをみながら、「結婚しないんだろうな」ってきっと誰もが思っていただろうし、もちろん俺も思っていた。
だから、タケが「結婚っていいのか」って聞いてきたとき、亜美ちゃんの存在を知って、欧米の金髪でもなければ、どっかの国の部族でもない亜美ちゃんでよかったと心から思った。
と同時に、新たな夢をみつけたタケが、これからどんな家庭を築いていくのか楽しみで仕方がない。
「お前ん家みたいなあったかい家庭にするわ」ってタケが言ってくれたとき、うまく言えないけど、これからもずっとこんな関係でいたいと思った。
俺は自分の将来もお前の将来も楽しみで、楽しみで仕方がない。
また、いつもの店でいつもの酒片手に、でっかい夢の続きを話そうな。
タケ、結婚おめでとう。
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