2023/09/11
入学当初、初めて僕に声をかけてくれたのがユタカなのですが、そのときの印象は「なんだか軽そうなやつだなあ」というものでした。
しかし、実際のユタカは何事にもすごく真面目で、やるときはやる熱血漢だということが判明しました。第一印象とは真逆の内面に少し驚きましたが、ユタカとの大学生活は、豊かなものとなっていきました。
課題に追われながらもママチャリで熱海まで行ったり、計画もなく車で日本一周を試みたり。学内だけでなく、学外でも僕らは共に行動し、笑い合い、毎日を謳歌し、ユタカと一緒ならなんでも楽しく思えました。
卒業課題のため学校に泊り込むという極限状態の中でも、友人として、ライバルとして、互いに励まし合いながら、課題に取り組みました。けれど、過酷な状況下にあると精神的に追い詰められていくのも事実で、時には反発し合うこともありました。
後から聞いた話だと、行き詰っていた僕が腐っているのが、ユタカは気に食わなかったようで。でも、ユタカが怒っていると思っていた僕は、どうにも話しかけづらくて。微妙にすれ違っていましたが、ユタカのその気心に押し上げられたのは確かです。
ユタカ、あのときは本当にありがとう。
ユタカとマリちゃんの付き合いも長いため、いつか結婚するだろうとは思っていましたが、SE業界の中では僕らはまだまだ下積みの段階です。「思い切ったな」と目を剥(む)かずにはいられませんでした。いっぽうで、感無量。この一言に尽きます。まるで父親のような気分になっています。
二人は普段からとても仲が良いし、一定の落ち着きも持っています。きっと、やさしい家庭を築いていってくれるはずです。
同じ職につく仲間としてユタカに伝えたいことは、いい物を作ろうという気持ちを忘れずに、切磋琢磨していこう、ということです。
確立されているようで、まだまだ不完全な、僕らがいるこの業界。いいシステムを作って、それが世の中のためになる、難しいかもしれないけれど、この仕事に誇りを持って進んでいこう。僕らの気持ちは、いつも一緒です。
でも、そう言うとユタカは、それにばかり集中力を注いでバランスを崩してしまいがちだから、そのときはマリちゃん、よろしくお願いします。一生懸命で真面目だけど、どこかバランスの悪いユタカを、マリちゃんのやさしい手で支えてやってください。
友人としては、これからも変わることなく、励まし合い、適度にぶつかり合いながら、これまでのようにバカなこともしよう。もし僕も結婚して、お互いに子どもができたら、家族ぐるみの付き合いもしていきたい。そう思っています。
【締めの言葉】
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