2023/09/11
梅雨に入り、蒸し蒸しする暑さの中、
汗をかきながらの祝辞作成。
気温のせいばかりでなく、依頼者様のお気持ちに感化されてヒートアップしていき、
つい長々と書いてしまうことも少なくありません。
というのも、とっても親密な間柄の友人代表のヒアリングでは
たくさんのお気持ちをいただいて、アレもコレも盛り込みたいというエピソードを、
本当にたくさん頂戴します。
「おめでとう」 「ありがとう」
「お幸せに」 「これからもよろしく」
などなど。
しかし、いただいたお気持ちやエピソードを全部詰め込んでしまうと
原稿だけでなくスピーチの長さももちろん長くなってしまいますので、
一部をやむなくカットせざるを得ないこともしばしば(;_;)
そんな中、お気持ちのまとめ方としてひとつ。考えてみます。
初めて出会ったのはいつで、第一印象はこんな感じで、
あのときこんなことがあって、そのときどう思ったか。
記憶を掘り返しながら、懐かしい気持ちが湧いてきますね*^^*
結婚の話を聞いたときは本当に嬉しくて、
当日の素敵な晴れ姿を見ると少し照れくさいような気がして。
未来のことさえ、目の前に浮かぶかのようです!
これからはこんな結婚生活を送ってほしいなあ。
こうしてくれたら嬉しいなあ。こういう関係を続けていきたいなあ。
新郎新婦の安寧と幸福を願って、明るい未来を築いてほしいという大切な部分。
とっても良い感じですね!
さてさて、気をつけないといけないのが、この後です。
新郎新婦が幸せなら、私も幸せだなあ。だから、絶対幸せになってほしい。
ここでハッと気づきました!
このとき「だから、」以降を入れてしまうと、
なんと、主役が「新郎新婦」から「私」に交代してしまうのです!Σ(・_・;)
祝辞の主役はもちろん、新郎新婦ですよね。
新郎新婦のために贈る言葉ですから、
「私」の気持ちも新郎新婦のためのもののはず。
新郎新婦の幸せを願う内容から、いつの間にか話題がすりかわってしまった
というのは、避けたいところ。
そんなときには、少し言い回しを変えるだけで、回避は可能です!
上記の場合だと
「新郎新婦、お二人とも末永く、幸せにすごしてください。
それが、私にとっての幸せでもあります。」
くらいにとどめておいたほうが、主役も入れ替わってしまうことなく
すっきり綺麗にまとまるような気がしませんか?
ほんの少しの言い回しの違いですが、
その「ほんの少し」が言葉の意味を左右することは、
さまざまな場面で起こり得ることです。
大事な新郎新婦への、大切なお気持ち。
たくさんあふれてヒートアップしてしまいがちですが、
クールダウンして見てみることも重要なところですね!
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