2023/09/11
結婚する友達(新婦)には、普段よく彼氏(のちの結婚相手。新郎)のことはよく話を聞いてきた。でも、直接は会ったことがない。
こんな場合って結構あります。
依頼者様とお話していて、「会ったことないんですよね」というお声をよく耳にします。
この場合、もしスピーチのなかで新郎のことに触れるとすれば、
友達(新婦)から、「新郎は○○な方だと聞いています。」というふうに、伝聞の形にするのがいいです。
女性同士で食事なんかに行きますと、たいていは彼氏のことや好きな人のことのお話に花が咲くと思います。かなり満開の(´▽`) 笑
そんななかで、新郎のことについて、きっとよく聞いているはずです。
で、まあ実際のところ、いいことばかりじゃなくて、「彼氏のあんなところがヤダ、こんなところがヤダ」なんていうことも(汗)
スピーチのなかでは、もちろん、新郎のネガティブな話を新婦がしていたなんてことは言えませんので、いい部分、新婦が新郎のことをよく話していたことをチョイスするのがベターです。
私のこれまでの作成の経験で行きますと、おおかたの場合、結婚前に新婦が友人に話す内容というのは、以下のどれかです。
○「彼氏(のちの結婚相手。新郎)がね、すっごく優しいんだよ」といったノロケ話
○「付き合いが長いし、いずれは結婚するつもりだよ」というノロケ話
○「なかなか結婚を切り出してくれないんだよね」という心配
○「親と同居するって言い出すのよ」という、心配少々・怒り少々
○「ほんとに彼でいいのかな」という、そもそも論
○「子どもができたので結婚するつもり」という、現実話
「やさしい」「付き合いが長い」
これらはホントいいお話で心が温かくなります。こういった内容は是非盛り込みたいですね。「あのときこんなこと話していたよね」って。
「なかなか結婚を切り出してくれない」
これは、新婦本人も友達も心配ですね。また、友達であれば、「早くプロポーズしてくれたらいいのに」なんて、やきもきしてしまいます。これはちょっとスピーチでは話せないです。
「親と同居する」
なにそれ!なんて言葉を思わず発してしまいそうな予感ですが、まあ新郎本人も友達としてもあんまり気乗りしない内容ですね。ってか新郎、ガンバって仕事して立派なマンションを借りるなり家を買うなりしなさいよ、と思ってしまいます。(笑)はい、やはりスピーチでは話せません。
「ほんとに彼でいいのかな」
これはすごく大切だと思います。当時迷っていて、今、結婚式を迎えた幸せな新婦が目の前にいる。今が幸せなら当時迷っていたことは「いい思い出」として新婦の心の中に大切にしまわれているはずです。(結婚が正解だった場合に限りますが)ですから、この内容はスピーチでは使えます。使ったほうがいいです。「あのとき迷っていたね。でも○○君でよかったね。幸せになったね」って。
「子どもができたので結婚するつもり」
よくよく考えてみれば、子どもができる、そして結婚をするというのは、すっごく嬉しいことが続くわけですから、本来はスピーチに盛り込みたいところです。ですが、同時にナイーブなことでもありますので、盛り込むかどうかは、新婦に確認してみたほうがいいですね。
これらいずれも、よく伺う内容ですが、大事なのはやっぱり新婦の気持ち。
新婦がどう思っているかで盛り込み方も変わってきますし、そもそも話さないほうがいい場合もあります。
でもそれは難しいことではなくて、普段の新婦との友達付き合いのなかで、「嬉しいだろうなあ」「心配だろうなあ」「悲しんでるだろうなあ」「喜んでるだろうなあ」っていう気持ちを、友達なら気づいているはずです。
その日々の友達付き合いから感じられることを大切にすれば、きっとスピーチで話すべき、新婦と新郎との関係の取捨選択がしっかりできるはずです。
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